太陽光発電は採算が取れるのか?

太陽光発電を導入するすべての方が採算性を意識しているわけではないと思いますが、太陽光発電は売電による利益が見込める設備機器であることは間違いありませんので、採算性についてどうか、考えてみることも無意味ではないでしょう。

太陽光発電の採算性と密接に絡んでくる要素に補助金制度と売電単価があります。
太陽光発電の補助金制度は2005年に一度打ち切られていますが、このときの補助金額は1kwあたり2万円という低い金額でした。当時はシステムの導入単価もまだ高かったことから、採算性について意識する方は少なく、純粋にエコを考えて導入する方が多かったと思います。
また“新しいもの好き”と言っては失礼ですが、住宅関連の設備機器についても、新しいものに敏感な方などがおり、そうした方が周りに先駆けて太陽光発電を導入していたと記憶しています。また節電することで売電額が増えるといった一定の“おまけ”も、一種の新しさであったと思います。

それから4年後の2009年度に補助金制度が復活して、1kwあたり7万円という金額が設定されました。さらに固定価格買取制度もスタートし、初年度は売電単価が48円となり(2012年現在は42円まで下がっている)、太陽光発電は元が取れる投資ではないかという見方が強まりました。

太陽光発電の導入補助金制度に4年間の空白期間があっただけに、制度の復活と固定価格買取制度が導入されたインパクトはなかなかのものでした。しかしその後、売電単価は予定どおり減額されていき、補助金額も減少しています。

太陽光発電は元が取れる例もありますが、実際に太陽光発電を導入している方は、それほど強く採算性を意識しているわけではありません。これから導入を検討する方も、太陽光発電の採算性については、以前より冷静に考えている方が多くなっているのではないでしょうか。。

固定価格買取制度と採算性
太陽光発電の採算性で、制度上のメリットをいちばん享受できたのは、売電単価48円/kwhのときに導入できた方たちではなかと思います。

固定価格買取制度は一度決まった単価が10年間適用となりますので、定格容量4kw程度のシステムを導入した場合は、10年間で約134万円の売電額が見込めることになります。この場合の計算式は以下のとおりです。

・(4 × 1000kw × 10年)× 70%(売電率70%と仮定) =28,000kwh(10年間の売電量)
・28,000kwh × 48円 = 1,344,000円

ちなみに売電単価が42円での10年間の売電額は1,176,000円ですから、その違いは168,000円。補助金額は倍違いますので、その差は14万円となり、トータルでは30万円ほどの違いが生じることになります。

この違いの大小をどうみるかは人それぞれですが、売電単価と補助金額は今後も毎年見直され減額されますので、固定価格買取制度スタート時点との差はどんどん開いていくことになります。もちろん太陽光発電システムの市場価格も下がってはいますが、ここ数年での市場価格の違いなどは、業者見積もりのさじ加減でチャラになるぐらいのものではないでしょうか。そう考えると固定価格買取制度スタート時の条件が採算性に与える影響はそれなりに大きかったと言えると思います。

太陽光発電は、採算取れる?
結論を言ってしまうと、太陽光発電は採算性のある設備投資であると思います。しかしそれは、2009年以降のいろいろな制度に支えられて創出されたものであるということです。したがって、市場価格の今後の変遷にもよりますが、導入時期が先になるほど採算性はダウンしていくことになるでしょう。

また太陽光発電の採算性に影響する要素は、売電単価などの制度上の支援だけではありません。実際の売電額をある程度確保するには、通常の消費電力量を発電できる容量をもつ必要があります。つまり導入するシステムの容量によっても、採算性は変わってくるということです。

また良好な発電環境を確保するには、方位・照射角度や周辺環境(影ができやすいかなど)も考慮する必要があります。環境による発電量の差も、案外大きいものだと考えておく必要があります。

さらには、維持コストのかかり具合によっても採算性は変わってきます。およそ10年が寿命とされるパワーコンディショナーですが、ちょうど10年目で交換となってしまう場合もあるでしょうし、定期的な点検と調整で15年以上交換せず使えている例もあります。この違いだけで30万円ぐらいは違ってくるわけですから、機器の当たり外れも採算性に影響することになります。

また、故障しにくいとされる太陽電池モジュールも、結線不良で電流異常が発生し、発電量が低下していることに気づかずに何年も経過していたという例も報告されています。システムが長期間、正常に稼働してくれるかどうかも、採算性に影響してくるわけです。

これから太陽光発電を導入する方が採算の合う計画を目指すのなら、家庭用の太陽光であっても、点検整備について安心できる条件が用意されているかどうかも慎重に検討しておく必要があると言えるでしょう。

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