太陽光発電の施工業者選びの注意点について

太陽光発電システムの工事は長くても5日程度の工期で終了してしまうものですから、建築工事のなかでは比較的短いものだと言えます。しかし、工期が短いからと言って、施工業者の優劣が工事の良し悪しに表れにくいということはありません。太陽光発電導入の成功には、メーカー選びもさることながら、施工業者選びも非常に重要です。

ここでは施工業者選びの注意点について、整理しておきたいと思います。

新築時に導入する場合の業者選びの注意点
太陽光発電システムは住宅の新築時に導入するか、既築住宅に導入するかで、工事依頼先が変わってきます。新築時に太陽光発電をつける場合は、住宅の建築工事を請負う業者(工務店、ハウスメーカーなど)が使っている業者に任せることになるのが一般的です。そして設置以後のアフターなどの窓口は、工務店やハウスメーカーの営業か現場監督が担当することになります。

まれに、ハウスメーカーなどを介さずに、設置してくれた業者と施主が直接やり取りして、アフターなどを依頼する場合もありますが、施主にとっては案外骨の折れるやり取りとなることが多いです。ですから新築時に太陽光発電を導入する場合は、設置以後も窓口はすべてハウスメーカーや工務店の担当者にしたほうが良いですし、それだけに付き合いが長くなる工務店やハウスメーカーの選択は大事な部分となります。

ただし大手ハウスメーカーでも、ここ数年は住宅着工棟数の減少から、支店やモデルハウスを閉鎖することも少なくなくありません。また担当してくれた営業や現場監督も転勤や退職でいなくなるといったこともよくあることです。
かつて“住宅会社選びは担当者選び”などと言われた時期もありましたが、経済環境の変化などから、導入当初に担当してくれた人がずっとそばにいてくれるということは非現実的なこととなっています。そのため会社はイマイチ好きになれないけれど、担当者が素晴らしいから、そこにお願いすることにしたというような決め方はしないほうが良いでしょう。
そのため、支店や営業所が閉鎖となっても、会社全体でOBユーザーを大事にしてくれるかということをシビアに見る必要があると思います。外部から得られる情報に頼るしかないのですが、社長がどのような考え方をしているかといったこともチェックしておくことも大事だと思います。

また支店が閉鎖したような場合は、どこを窓口に相談すれば良いかということを、担当者ではなく、直接本社にメールや電話で確認しておくことも良いのではないでしょうか。とくにメールであれば保存文書となるので、本部の担当部署からきちんとした返答を得ることができるでしょう。

建築依頼先が地元の工務店やホームビルダーの場合も、会社の規模によってはハウスメーカーのように営業担当や工事担当をおいている場合があります。また工務店の場合は、現場監督が営業的な役割を兼任していることもあるでしょう。

工務店や中小のホームビルダーの場合も、担当者は大事ですが、やはり10年、20年と付き合うことを考えると、会社として信頼できるかどうかがいちばん重要な判断箇所です。
中小の業者の場合は、社長と打ち合わせする場面もあると思いますし、その人となりを知るチャンスもあるのではないでしょうか。
中小業者を選ぶ場合は、あなた自身がその社長を好きになれるかということは結構重要なところです。担当者で決めるのではなく、やはり会社の代表者、そしてその会社自体が信頼できそうかどうかをしっかりみきわめてください。

既築住宅に導入する場合の業者選びの注意点
既築住宅に導入する場合も、比較的新しい住宅であれば、そこを建ててくれたハウスメーカーや工務店に相談することもあるでしょうが、それ以外では太陽光発電やオール電化システムなどを専門に扱っている地元業者に直接依頼することになるでしょう。

こうした設置業者は自社が工事も行なっているところと、工事そのものは外部に委託している販売代理店に大別できます。いずれの場合も太陽光発電の工事だけを受注しているわけではなく、オール電化工事や空調工事、ロードヒーティング工事なども受注していたりします。

業者選びの注意点としては、工事実績の多さと、やはりここでも会社のトップが信頼できる人物かどうかをみることが大事でしょう。太陽光の設置業者は大抵が中小ですから、社長や経営の責任者が、ユーザーと直接会って打ち合わせしてくれることも少なくないはずですし、打ち合わせは担当者と行う場合でも、事務所では挨拶程度でも接触はあるはずです。代表者が社業に情熱を持って取り組んでいるか、また既存ユーザーを大事にしている社風であるかをしっかりチェックしてみてください。

工事実績に関しては、年間どのぐらいの現場をこなしているかは担当者に直接聞けることです。また、実際に工事した現場を案内してもらうというのもおすすめです。ただ引渡した現場を、ただクルマでまわるだけでなく、その会社のOBユーザーにも会って話が聞けるような機会をつくってれるような会社なら、そこは安心して任せられる業者と判断しても良いでしょう。

また太陽光発電は、家電量販店でも取り扱いがありますから、既築住宅に太陽光を導入するケースでは、家電量販店でソーラーパネルの工事を依頼する場合もあると思います。
ただし、家電量販店の販売担当者は店頭販売が専門ですから、現場で問題があった場合やアフターなどの窓口としてしっかり機能してくれるかは、やや不安な面があります。

家電量販店の場合、工事は地元の業者に委託しているわけですが、アフターなど何かあった場合は、かならず店舗を通してということになるでしょう。現場対応力は高くないと考えられますので、保証や点検に関して納得できる内容を提示しているかどうかは最低限チェックしておく必要はあるでしょう。

打ち合わせは店舗やショールームでおこなうのが基本
太陽光発電では、かつては訪問販売で受注する業者も多く、相場よりも高い工事金額で契約させられるというトラブルがよく発生した時期がありました。現在では、太陽光発電の訪問販売もほとんど見られなくなっていると思いますが、もし今でも訪問販売で太陽光発電をすすめられるようなことがあった場合は、正直取り合わないほうが賢明でしょう。

訪問販売という販売手法が悪いと決めつける気はありませんが、太陽光発電の場合、過去の経緯からも、訪販業者は避けたほうが無難です。
太陽光発電の計画は、じっくり打ち合わせができる店舗・ショールームを持つ会社で検討するべきです。営業の詰所しかないような会社なら、そこは検討から外すべきです。

また訪問業者に限りませんが、現地調査を実施しないで詳細見積もりを提出するような業者も要注意です。概算をつかみたいという場合に、住宅の図面を送付するだけで簡易見積もりが出てくるサービスもありますから、概算見積もりであるならそれはそれで良いでしょう。しかし現場もろくに確認しないで、最終の詳細見積もりプランを提案してくるところだと、良い工事はまず期待できないと思います。契約後に後悔したくなければ、現場の日照条件、周辺の環境、屋根形状の特殊性などを考慮し提案してくれる、細やかな感性をもつ業者を選んでほしいと思います。

施工方法の簡略化によるコストダウンについて
太陽光発電はコストダウンも進み、普及期の第一段階に入ったと考えて良いと思います。普及が進んだということは、施工方法も多様化しているわけですから、施工業者選びとともに、比較的新しい施工方法にも関心を持つことは無駄なことではありません。

ところで工事のコストダウンは部材・機器の価格低下も大きな要因となりますが、施行方法の簡略化も重要なポイントです。
とくに住宅用太陽光発電は、屋根の構造部材となる垂木を架台の取り付け下地とすることから、パネルの下側から行う工程が多く、従来設置工事を煩雑なものとしてきました。
もちろん職人の手による工事ですから、下側からの施行が多いことで、きれいで正確な工事ができなくなるようなことはありませんが、工程がシンプルになることで、見積もり上、落とし所となりにくかった設置工事の金額を下げさせることにもつながります。つまり施工方法によっても、工事金額は変わってくるということです。

たとえば太陽光パネルの施工方法として、最近目立ってきている傾向が架台を不要とする工法です(地域によってはすでにスタンダードな施工方法となっているところもあるでしょう)。

垂木という構造部材は屋根面に対して縦方向に入っているため、従来の太陽光パネルは横置きとするのが主流だったのです。しかし最近の製品では、独自のクランプをスレート瓦などの屋根材に直付しモジュールを取り付ける施工が可能になったことで、これまでできなかったパネルの縦置きも可能となってきています。パネルの縦置きができると、設置枚数も増えます。そして施工方法もシンプルになっていますから、システムによっては、コストダウンと容量増を同時に実現できるようになってきています。

変換効率がさほど高くない多結晶シリコンの製品でも、パネルを横にも縦にも組み合わせることで設置枚数が増やせれば、求めている発電量を確保できるようになります。また屋根形状や面積の関係で、これまでなら希望する容量が確保できなかった例でも、希望容量で計画できるようになってきています。

ただし、一例としてあげた、垂木に架台を取り付けないですむ施工方法は、屋根材によってできない場合があります。一般的なスレート工法の屋根であれば、こうした施工方法がとれるのですが、積雪地域に多い板金屋根の場合はまだ難しいでしょう。

それでも施工方法の改良につながる製品の開発は、各メーカーで力を入れていることです。新製品の動向には注目しておきたいところです。

また業者選択について言えば、地域特性にあった(屋根材は地域の気候与件などで変わってくる)あたらしい施工方法を習得している業者かどうかというところも見ていくと良いのではないでしょうか。。

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