メーカー別の発電量を比較

太陽光発電を比較する際に、導入金額の高い安いを考慮しないのなら、いちばん効率良く発電してくれる発電量の大きいシステムを第一に考えたいことでしょう。

発電量と変換効率
発電量を比較する前に最低限おさえておく必要があるのが、発電量と変換効率の関係です。太陽光発電は太陽の光が、屋根上に設置した太陽電池に照射されることで、電極が生成されて発電するわけですが、変換効率とは、簡単に言うと照射された光エネルギーからどれだけ電気のエネルギーが取り出せるかの割合を示す数値ということになります。

光エネルギーからほとんどロスなく電気を取り出すことができれば素晴らしいことですが、現時点での住宅用太陽光発電の変換効率は10%〜20%というところです。
(発電効率が比較的高いとされる数値としては、概ね16%以上と考えれば良いかと思います。)

設置容量が大きくても変換効率が低いと、発電ロスばかりがかさんでいることになってしまいます。こうしたことから、太陽光発電システムの導入にあたっては、発電量もさることながら変換効率が重視されているわけです。

メーカー間で発電量を比較しようと試みても、パネルのサイズや出力はまちまちであり、年間発電量を予測した条件もどこまで同じであるかは確証できない面もあります。そのため発電量の数字だけで、メーカー間の比較をし、その結果で優劣をつけるのは難しい部分があります。これに対して発電効率は、パネルの温度が25度で快晴時相当の強さの光(1000W/m2)を照射したときの発電量を計測して、変換効率の値が決まってきます。一律の条件で効率を割り出しているので、比較数値としては流用しやすいデータと言えるでしょう。

以下に、国内でシェアの高いソーラーメーカーの年間発電量と変換効率をまとめてみました。なお、発電量の数値はメーカーのウェブサイトなどに掲載されている年間発電量予測を参考にしており、地域は東京、システム容量は4.0kwhに統一して再計算しています。また東京のデータがないメーカーでは、当該地域と東京との差異を加味して計算しています。したがって、発電量はあくまで参考数値として見ていただけると幸いです。


【太陽光発電システム主力メーカー 年間発電量・変換効率一覧】

メーカー

太陽電池の種類

予測年間発電量

変換効率

シャープ

多結晶シリコン

4287kwh

16.5%

京セラ

多結晶シリコン

4123kwh

14.3%

三菱

多結晶シリコン

4293kwh

14.8%

東芝

単結晶シリコン

4663kwh

19.3%

パナソニック

HIT

4500kwh

17.9%

ソーラーフロンティア

化合物系(CIS)

4000kwh

12.2%

サンテックパワー

単結晶シリコン

4296kwh

14.9%

カナディアンソーラー

単結晶シリコン

4227kwh

15.65%


変換効率にも落とし穴が……
データを見ていただくと一目瞭然ですが、東芝(単結晶シリコン)とパナソニック(HIT)のシステムが発電量・変換効率で圧倒的に優位に立っていることが分かります。

なお最近では、シャープや京セラに代表される従来型の多結晶シリコン系太陽電池のほかに、アモルファスシリコンを使用したHIT太陽電池やシリコンを使用していない化合物系太陽電池も注目されています。

これらの太陽電池の特徴は、気温変化に左右されず年間を通じて安定した発電量が期待できるということと、化合物系に関しては、幅広い波長の光を吸収するため、影にも雪にも強く、実発電量が大きいことが特徴となっています。

ソーラーフロンティアのシステムはこの化合物系の太陽電池が採用されていますが、実発電量だけでみるとじつはパナソニックのHITをも凌ぐ高い数値を示します。ただし変換効率が12%台と低いことから、予測年間発電量の数値は少なくなってしまうのです。

しかし変換効率には落とし穴もあります。落とし穴と言うと大げさかも知れませんが、それは変換効率というデータが、パネルの温度が25度で、光の強さが1000W/m2という環境下で出てくる数字だということです。実際こうした好環境になることは年に数回というレベルと言われていますので、メーカーが示している変換効率で発電される日は、年1週間あるかないかということです。

最大変換効率を計測する条件かそろわないと、太陽電池によっては、一気に変換効率が低下してしまうシステムもじつはあるということです。変換効率は参考になる指標ですが、太陽光発電も、つねに変換効率どおりに発電しているわけではないということも忘れてはいけません。

発電量にこだわるのであれば、温度環境に左右されにくい(変換効率が変わりにくい)HITや、実発電量が大きい化合物系のシステムも検討してみる意味があるということになるでしょう。

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